歳を重ねるほど経験値が増える喜び
長い付き合いの元同僚N子さん。誕生日が12月31日で、毎年幕張で開催される「COUNTDOWN JAPAN」でお祝いしていたのですが、必ずその日に言う言葉があります。
「今年一年、私は何か成長できたかな。。。」
その言葉を聞いて◯余年。
毎年毎年、この言葉によって私までこの日に勝手に考えさせられてしまう自分自身の成長。。そして一つ歳を重ねて行くことの不安や身体についてあーだこーだ話しているうちに、新たな年を迎えるのでした。
私は今年でアラフォーと呼ばれる歳になりました。でもなんの実感もない。29歳の時に感じていた、何だかわからない焦りみたいなものは、39歳11ヶ月まで何も思わなかったなぁ。。
ただし、20代よりも「どうにかしなきゃ」が、30代後半になって「目の前にあるものを受け入れる」という思考にたどり着くまでには紆余曲折ありましたが(まだウロウロしているけど)、歳を重ねて行くことは、漠然とした不安よりも、自分自身のこれまでただ何となくやってきたことが経験値となって、より良い生活だったり、より良い仕事が出来るようになるのではないか、とさらに5年、10年と先々に楽しみを見つけるようになったのは、自分の中でも大きく変わったことかな、と思っています。
もとはお仕事で関わらせてもらったことがきっかけで新日本プロレスの興行を観てから10余年。当時新日本プロレスの若い選手が紆余曲折しながらトップレスラーになったり、当時のベテラン勢が今もなお戦い続ける姿を見ると、勝手に自分の人生とも少し重ね合わせて見てしまう部分があり、プロレスを単純に勝ち負けとしてではなく、色々な感情を入れて観ることが出来るので、私にとってのプロレスは、青春でもあり、また現在進行中の楽しみなことの一つです。
プロレスの良いところは、若さを競わなくてもよいところ、だと思います。もちろんヤングライオンは期待や身体の状態も万全で、健康面や若さで嫉妬?する部分はあるにせよ、、これほどプロレス内外に問わず経験値の積み重ねが生きるものはないんじゃないかな、と思ったりします。
目の前にあることを一つ一つ受け入れて数をこなし、そして歳を重ねたぶんだけ、その経験値が生きてくる。それは日々の少しずつの積み重ねでしかなく、その時には気づかなくて辛くても、何年かして振り返ってみたら、「あーこういうことだったのか」と思えたりして、そこで初めて「あー成長したのかな」と実感できたりするのではないでしょうか。。
と自分自身にも言い聞かせてみました。
写真はうちのイヌくん。
生きるパワーをたくさんもらってます💪